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南北分断を描いた“幻の傑作”がスクリーンに蘇る!:『シュリ デジタルリマスター』監督インタビュー
今日まで続く、韓国映画躍進の原点──。それが、1999年に公開された『シュリ』だったことは疑いようもない。同作品は、複雑な権利問題により長らく再上映も配信もない「幻の傑作」状態だった。しかしこのたび、デジタルリマスター版として25年ぶりにスクリーンに帰ってきた。リバイバル上映に尽力した監督のカン・ジェギュに、同作品への思いを訊いた。
By Atsuko Tatsuta
動画をスキップしながら観ると余計に退屈に感じる:研究結果
暇つぶしにSNSやYouTubeの動画を次々と切り替えながら視聴していると、なぜか余計に退屈だと感じたことはないだろうか。最新の研究によると、その原因は動画を頻繁にスキップすることによる没入感の喪失にあるという。
By Ritsuko Kawai
愛犬との空の旅、新ルールに戸惑う飼い主と航空会社。“ドッグファースト”便も
ペットと共に空を飛ぶ人は増えているが、米政府が新たに打ち出した制度により、犬連れの旅行手続きが一層複雑になっている。この状況下で、犬をメインの乗客とする新たな航空サービスが登場。混乱のなかにビジネスチャンスを見出している。
By Aarian Marshall
「iOS 18」と「iPadOS 18」の注目すべき新機能──Apple IntelligenceやRCS対応のメッセージなど
アップルが正式にiOS 18とiPadOS 18をリリースした。すべての新機能とダウンロード方法を解説する。
By Julian Chokkattu、Brenda Stolyar
戦争を止めるため、国際政治の舞台裏で対話がなされている
心理療法士の経歴をもつガブリエル・リフキンドは、ハマスやヒズボラといった組織、あるいはウクライナやロシアなどの国家と交渉のテーブルにつき、世界的な紛争を終わらせるために尽力している。各国政府との信頼関係維持のため、静かに、舞台裏で動く必要があるのだと彼女は言う。
By Maria Streshinsky
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アップルの「Lightning」ポート、残った3製品は?
「AirPods Max」がついにアップグレードされ、USB-Cポートが採用される。しかし、ごく一部のアップル製品では、Lightningポートがまだ維持されている。その“トリオ”を言い当てられるだろうか?
By Brenda Stolyar
記憶は複数のコピーとして保存され、時間とともに変化する
記憶をつかさどる脳の部位である海馬では、ひとつの出来事が少なくとも3つの異なる神経細胞群によって記憶されていることが、最新の研究で明らかになった。この仕組みにより脳は記憶のコピーを柔軟に書き換えて、環境の変化に適応しているのだという。
By Ritsuko Kawai
Gear
PCでの作業効率を高めるために、ノートPCを“セカンドディスプレイ”として使う方法
作業効率を高めるためにマルチディスプレイ環境の導入に踏み切る人も少なくないだろう。だが、同じOSのPCを2台もっていれば、ノートPCをセカンドディスプレイとして使うようなことも可能だ。その設定方法を紹介する。
By David Nield
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「Apple Intelligence」が約束するAI利用のプライバシー強化、その具体的な仕組み
アップルの「Private Cloud Compute」は、ユーザーの個人情報を「プライバシーバブル」に完全密封してしまう、まったく新しい種類のインフラだという。同社幹部のクレイグ・フェデリギに『WIRED』は話を訊いた。
By Lily Hay Newman
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ヴィタリック・ブテリンが考える、次の5年のブロックチェーンの大きな変化
イーサリアムのファウンダーは、ブロックチェーン・エコシステムが世界中の開発者たちだけに閉じることなく、より優れたスタンダードやツール、インフラをつくって社会に大きな影響力を与える未来を見据えている。『WIRED』単独ロングインタビュー。
By Michiaki Matsushima、Kazuki Watanabe
“考えるだけ”でAlexaを操作。脳とコンピューターをつなぐインターフェイスの現在
Synchronが開発した脳とコンピューターをつなぐインターフェイス(BCI)を移植した難病ALS患者が、思考するだけでアマゾンの「Alexa」を操作することができた。まだ臨床試験の段階だが、脳からの司令だけでタスクをこなせる日が来るかもしれない。
By Emily Mullin
視線からパスワードが漏れる? 「Apple Vision Pro」のアイトラッキングを悪用した攻撃を発見
アップルのMRヘッドセット「Vision Pro」では、自分の3Dアバターを使って通話を楽しめる。しかし、この視線追跡機能を悪用した攻撃手法を、ある研究グループが発見。その詳細が『WIRED』に独占的に公開された。
By Matt Burgess
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SCIENCE
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Sakana AIの「AIサイエンティスト」が自分自身のコードを勝手に変更──その潜在的な危険性
自律的に科学研究を試みるSakana AIの「AIサイエンティスト」は、課された時間的制約に直面すると、実行時間の短縮を試みる代わりに、コードを編集して好き勝手に制限時間を増やそうとしたという。こうした想定外の事態がはらむAIの危険性とは。
By Benj Edwards
気候変動で落雷リスク増大? 世界で加速する備え、歴史的風車から軍事施設まで
落雷の発生数が今後も増える可能性が指摘されている。気候変動と落雷の因果関係はまだはっきりしていないが、英国や米国ではさまざまな雷害対策が進められている。
By Chris Baraniuk
サイケデリックドラッグ「MDMA」はPTSDの治療薬としてなぜ承認されなかったか
「エクスタシー」などの別名で知られるMDMAを、PTSDの治療薬として心理療法で使用することの是非が、今年になって米国食品医薬品局で検討された。この薬物の有効性や患者の安全性を示す明確なデータはあるのか──諮問委員会での議論を見てみよう。
By Emily Mullin
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使い捨てプラスチックのゴミを減らす、革新的イノベーションのゆくえ
伸縮性のある海藻、逆自動販売機、QRコード付きのテイクアウト皿──使い捨てプラスチック依存を断ち切るさまざまな方法が世界で試みられている。わたしたち人類がプラスチックと共存する最良の方法とははたしてなんだろうか?
By Clive Thompson
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ハッカーは赤外線レーザーを使ってあなたがキーボードで打った文字を探りだす
ハッカーのサミー・カムカーは自身がつくったレーザーマイクロフォンのオープンソース・バージョンを発表する。この装置は、窓から人の家の中の音をひそかに拾いあげ、あなたがどんなテキストをタイピングしているかまでも特定できるスパイツールだ。
By Andy Greenberg
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編集長からSZメンバーへ:「庭先養鶏の哀しみ」SZ Newsletter VOL.253
自宅の庭で飼っていたニワトリが死んだ。 改めて、21世紀の日本において庭先養鶏をするとは、はたして自然を利用することなのか、あるいは自然を飼いならすことなのか──編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
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火星へと向かう原子力宇宙船の建造計画は今度こそ実現するか
NASAとDARPAが推進する「DRACO」は、革新的な原子力推進技術で火星への有人探査を劇的に加速させようとしている。火星への到達時間を6カ月から45日にまで短縮することで、宇宙探査の新時代を開こうとしているのだ。
By Jacek Krywko
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ザ・大統領戦2024:自由と正義と愛国と──共和党魂を〈ジョイ=愉悦〉の精神で巻き取ったカマラ・ハリス
8月後半、4日間にわたりシカゴで開催された民主党全国大会(DNC)では、ある明確なメッセージが発信された。オバマ時代の8年間にあった多文化社会アメリカの再出発、いわば「オバマが始めた21世紀アメリカの再起動」である。具体的にはどういうことなのか。デザインシンカー・池田純一が解題する。
By Junichi Ikeda @ Fermat
BUSINESS
AIの訓練データ収集は新時代へ。業界団体が“倫理的”なオプトイン方式を提唱
Dataset Providers Alliance(DPA)は、AI業界に公正なデータ取得を求めるために発足した業界団体だ。一部のAI企業が導入しているオプトアウト方式ではなく、著作権者が同意をした場合にのみデータの使用を認める、オプトイン形式の普及を推進している。
By Kate Knibbs
OpenAI、推論する新AIモデル「o1」を発表。規模以外での進化を示す
新AIモデル「OpenAI o1」の詳細を、OpenAIが『WIRED』に明かした。「Strawberry」というコードネームで呼ばれていたこのモデルは難問を段階的に解決する「推論」の部分で進化を遂げている。次のモデルである「GPT-5」にもこの要素は生かされるという。
By Will Knight
わたしが辞めた後、会社はAIキャスターを雇った
ハワイの地方紙『The Garden Island』が読者拡大のために頼ったのは、生成AIのキャスターだった。決して“最先端”ではなかったはずの同紙は、AI放送を導入する全米初のメディアとなった。かつてここで記者として働いていたわたしは、驚きを隠せない。
By GUTHRIE SCRIMGEOUR
アマゾン、AIロボット技術強化で倉庫革命の新章へ
アマゾンは、物を掴めるロボットアームなどを開発しているスタートアップであるCovariantを買収した。これにより、アマゾンの倉庫業務の自動化がますます進む可能性がある。
By Will Knight
Apple Watch Series 10レビュー:デザインも機能も申し分ない進化を遂げている
初代モデルの誕生から10周年の節目に発売された「Apple Watch Series 10」。特許紛争の影響で血中酸素飽和度(SpO2)の測定機能こそ省かれたが、デザインも機能も申し分ない進化を遂げている。
By Adrienne So
「macOS Sequoia」の注目すべき新機能とインストール方法
アップルが「macOS Sequoia」をリリースした。新OSの注目すべき新機能からインストール方法、そして対応機種を紹介していこう。
By Brenda Stolyar
米郵便公社を騙る「スミッシング」攻撃を追跡した研究者、詐欺集団の活動を暴く
詐欺集団の「Smishing Triad」は、1日に最大10万通の詐欺メッセージを世界中に送信していると見られている。そのうちの一通を受け取った米国のセキュリティ研究者は詐欺集団のシステムにハッキングを試み、取得した情報を当局に知らせた。
By Matt Burgess
その作品は「証券」なのか? NFTアーティストによる訴訟が問いかけること
米国証券取引委員会(SEC)はこれまで、証券に該当するNFTの条件を明確にしてこなかった。それにもかかわらず、複数のNFTプロジェクトを証券とみなして規制対象にし、罰金を課している。これを受け、複数のNFTクリエイターがSECにルールの明確化を求めて訴えを起こした。
By Jessica Klein
スマートフォンを使って連絡先を素早く交換する方法
スマートフォンには、追加アプリをダウンロードすることなく、連絡先を交換できる機能がある。iOSとAndroidでこれらのツールを使えば、もう名刺を探す必要はない。
By David Nield
記憶は複数のコピーとして保存され、時間とともに変化する
記憶をつかさどる脳の部位である海馬では、ひとつの出来事が少なくとも3つの異なる神経細胞群によって記憶されていることが、最新の研究で明らかになった。この仕組みにより脳は記憶のコピーを柔軟に書き換えて、環境の変化に適応しているのだという。
By Ritsuko Kawai
Googleフォトの検索機能がアップデート。Geminiとの“会話”で写真を探せるように
グーグルが、AI の「Gemini」を利用した写真検索機能「Ask Photos」の提供を開始した。会話形式の検索で画像ライブラリから特定の写真を探すことが可能になるというもの。現時点では英語のみの対応で、提供範囲も限定的だ。
By Julian Chokkattu
アップルが初公開した生成AIイラスト、それはクレイグ・フェデリギの愛犬だ
アップルが、iOS 18の新機能として発表しているAI画像生成機能「Image Playground」。この新しい機能を使って生成された画像が『WIRED』に独占的に提供された。マーケティング資料として紹介している画像以外では初公開となる。
By Brenda Stolyar、Lily Hay Newman
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By Brenda Stolyar
わたしが癒されるとき、地域経済や環境にもリジェネラティブであるということ:uka IZU Shampoo & Conditioner
トータルビューティーカンパニー「ウカ(uka)」がこの夏に発売したヘアケアプロダクトは、髪の再生だけでなく、地域経済や自然環境の回復も見据えている。ビジネスとアカデミアという、異なるバックグラウンドをもつふたりのサーファーが出会ったとき、リジェネラティブなものづくりへの道が拓けた。
By Erina Anscomb
ダース・ベイダーの声はAIで不朽の存在となっている
『スター・ウォーズ』シリーズで、長年ダース・ベイダーの声を担当した俳優のジェームズ・アール・ジョーンズが、93歳で亡くなった。ジョーンズは生前ルーカスフィルムに対し、自身の声をAIで再現する許可を与えていた。
By Angela Watercutter
カマラ・ハリスの画像生成をAIが苦手としている理由
人工知能(AI)による画像生成技術が急速に進歩しているが、米副大統領であるカマラ・ハリスの写実的な画像生成には苦戦しているようだ。その背景には、データ不足と複雑な要因が絡み合っている。フェイク画像拡散を懸念し、政治家の画像生成を禁止するツールもある。
By Will Knight
「PlayStation 5 Pro」は、ゲーム体験にさらなる“パワー”を与えてくれる
数カ月にわたる噂の通り、プレイステーション5の高性能版となる新モデル「PlayStation 5 Pro(PS5 Pro)」が発表された。さらに高性能なGPUが搭載されたことで、これまで以上に高精細な映像によるゲーム体験を楽しめるようになる。
By Megan Farokhmanesh
AIを契機に「iPhone」の成長は加速するのか? アップルの今後をアナリストが予測
「iPhone 16」にAI機能が搭載されたことにより、消費者の買い替え意欲が増し、端末の売り上げが急伸する「スーパーサイクル」に入るだろうと一部のアナリストは考えている。一方で、AIのユーザー体験や中国市場での販売の停滞を指摘する人たちもいる。
By Lauren Goode
睡眠は記憶をつかさどる神経細胞をリセットする:研究結果
記憶をつかさどる脳の部位である海馬には、睡眠中に記憶を形成するだけでなく、一度使った神経細胞をリセットする役割もあることが最新の研究で明らかになった。この仕組みを活用できれば、記憶障害やPTSDの治療法が見つかるかもしれない。
By Ritsuko Kawai
アップルの次世代車載システム「CarPlay 2」はどうなった?
アップルは、次世代車載システム「CarPlay 2」は今年登場すると予告していた。しかし、9月に開催されたアップルの新製品発表イベントでもCarPlayに関する発表は一切なかった。
By Aarian Marshall
iPhone 16シリーズは、「Apple Intelligence」を活用するためにつくられた
アップルが「iPhone 16」シリーズを発表した。AI機能「Apple Intelligence」に全面対応したほか、写真撮影の体験をより本格的なものにするカメラ専用ボタン「カメラコントロール」も搭載されている。
By Julian Chokkattu
「Apple Watch Series 10」は、より薄く軽く、大画面になって登場した
初代モデルの発売から10周年となるApple Watchが刷新され、「Apple Watch Series 10」が発表された。前モデルより薄く、軽く、大画面になり、睡眠時無呼吸の検出機能を搭載したことが特徴だ。
By Adrienne So
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メレディス・ウィテカーは「Signal」で監視資本主義の誤りを証明しようとしている
シリコンバレーの批判者としても知られるメレディス・ウィテカーがプレジデントを務めるSignal Foundation。非営利で運営され、顧客情報もほぼ集めない暗号化メッセージアプリ「Signal」が歩む、ビッグテックとは別の未来への道筋について訊いた。
By Andy Greenberg
【3分でわかる】iPhone 16シリーズから新型Apple Watch、新型AirPodsまで:アップルが発表した製品すべて
アップルが新製品発表イベントを開催し、AI機能「Apple Intelligence」に全面対応した「iPhone 16」シリーズなどの新製品を発表した。進化したiPhoneから大画面になった新型「Apple Watch」、ノイズキャンセリング機能を搭載した「AirPods」まで、発表されたすべての製品を紹介する。
By Daisuke Takimoto
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」で、剣を手にする姫の姿はファンの心をくすぐる:ゲームレビュー
Nintendo Switch用に発売される「ゼルダの伝説」シリーズの最新作は、ゼルダ姫が「囚われの姫」という役割から脱する設定が新しい。ゼルダは「カリモノ」の力でオブジェクトを“借りて”複製をつくり出しながら、困難を乗り越えていく。
By Megan Farokhmanesh