ユーザーに通知する 従業員 ID によるログイン時の本人確認を有効にする場合は、従業員 ID の確認方法をユーザーに案内するとともに、G Suite アカウントへのログイン時に従業員 ID の入力を求められることがある旨をお伝えいただくことをおすすめします。別の方法による本人確認を希望しているユーザーには、再設定用の電話番号やメールアドレスを更新してもらいます。
Google ドキュメントの [データ探索] で自然言語を使えるようになるため、より楽に検索できるようになります。
自然言語の使用は、より自然で直感的な検索を可能とさせます。普段使用する言葉で、たとえば、「先週共有してもらったスライド」や「今月作成したドキュメント」などと入力して検索すれば、目的のファイルが見つかります。他の Google サービスの自然言語処理と同様に、Google ドライブ(ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを含む)から関連のファイルや情報が表示されます。
Google ドキュメントのファイル上からデータを検索する方法については、関連のヘルプセンター記事をご覧ください。
ドライブのゴミ箱のファイルに保持ポリシーを設定する G Suite 管理者は、ユーザーのゴミ箱に移動されたドライブのファイルにカスタムの保持ルールを設定することもできるようになります。これにより、ユーザーのマイドライブやチームドライブで引き続きアクティブなファイルのライフサイクルと、ユーザーが削除したファイルのライフサイクルを分けて、組織で柔軟に管理できるようになります。
例として、ゲームなどを制作するグローバルかつインタラクティブなエンターテイメント ソフトウェア企業である Electronic Arts(EA)を見てみましょう。EA では多数のゲームを制作するために、新しいゲームのプロジェクトに必要なデザイナーや、スタジオの立ち上げ支援に必要な HR コンサルタントなど、さまざまなプロジェクトでスタッフを一時的に割り当てる必要があります。そのため EA の IT 部門では、App Maker でスタッフ割り当てを効率化するカスタムアプリを作成しました。
「適任者の確保はその場しのぎで行われていましたが、App Maker のおかげで、スタッフ割り当てのリクエストを詳細に追跡するアプリを簡単に作成することができました。このカスタムアプリでは、以前は面倒な手作業で行われていたスタッフの月別稼働率の計上と経営側への結果報告も行うことができます」と、EA の IT 部門責任者 Peter McAuley 氏は述べています。
過去数か月の間に、Google は EA、Colgate-Palmolive、SADA Systems などの世界中のお客様やパートナーと連携し、特定のビジネスニーズを解決するためのアプリを開発してきました。
管理: 今後数週間以内に、G Suite 管理者は組織で利用しているアプリについてその所有者、使用状況を示す指標、OAuth の権限といった情報をいつでも把握できるようになります。拡張された OAuth ホワイトリスト制御機能(英語)を使用すれば、管理者は承認していないアプリの実行を禁止できるようになります。詳細
使ってみる
App Maker は、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Education をご利用のすべてのお客様にご利用いただけるようになりました。詳しくは詳細情報をご覧いただくか、ドキュメント(英語)または Codelab(英語)で使い方をご覧ください。情報やアイデアを得て、独自のアプリを作成してください。
G Suite 管理者向けの追加情報
App Maker は、幼稚園や小中高校で G Suite for Education をご利用の場合や、手動で新しいサービスを許可されている場合を除き、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様を対象にデフォルトで有効になります。ドメインで App Maker がまだ有効になっていない場合は、管理コンソールの [アプリ] > [その他の Google サービス] で有効にすることができます。
App Maker には Google Cloud SQL の組み込み型サポートが含まれます。これには、Google Cloud Platform アカウントが必要になります。ドメインに Cloud SQL を設定するには、こちらのヘルプセンターの記事に記載されている手順で操作してください。JDBC API または REST API を使用して、App Maker を独自のデータベースに接続することもできます。
G Suite 管理者は、ドメイン内の App Maker の使用を管理できます。たとえば、ドライブの監査ログを使用して App Maker アプリを作成するユーザーのアクティビティを表示したり、OAuth トークンの監査ログで App Maker アプリのエンドユーザー アクティビティを表示したりできます。G Suite 管理者が利用できる管理機能について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。