このたび、Google はすべてのデベロッパー向けに Classroom アドオンの一般提供を開始しました。デベロッパーは現在、Classroom 内で教師が以下を実施できるようにするアドオンを構築できます。
 
  • コンテンツを見つけてコースワークに添付する
  • 生徒の視点からコンテンツをプレビューする
  • アクティビティに対する生徒の反応を確認する
  • 生徒の解答を自動採点して時間を節約する
 
Google Workspace のデベロッパー向けに Google Classroom アドオンの一般提供を開始

影響を受けるユーザー

管理者、エンドユーザー、デベロッパー 
 
 

利点

アドオンは、他の Classroom API 機能を補完し、教育者や生徒が Google Classroom を離れることなくコンテンツにアクセスできるようにします。さらに、Classroom アドオンは Google Classroom に直接表示されるだけでなく、Google Workspace Marketplace(利用しているすべての Google プロダクトのツールを管理者が管理するためのハブ)にも表示されます。
 
 

必要なご対応について

リリース スケジュール

  • リリースは完了しています。

対象

Google Workspace の対象エディション: 
  • Education Plus、Teaching & Learning Upgrade

関連情報


一般提供開始: Google フォームを使用した AppSheet の自動化の構築
AppSheet は、Google ドライブ、Chat、スプレッドシートなどのデータソースと統合して、手作業のワークフローを自動化するために活用できます。今年に入り、AppSheet を Google フォームと統合する機能のベータ版についてお知らせしましたが、今週、この機能の一般提供が開始されました。| 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメインへの展開が完了しています。| Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus、Education Standard、Education Plus、Teaching & Learning Upgrade、Frontline Starter、Frontline Standard、AppSheet Starter、AppSheet Core、AppSheet Enterprise Standard、AppSheet Enterprise Plus をご利用のお客様のみが対象です。| 詳しくは、AppSheet と Google フォームの統合についてのお知らせと、Google フォームを使用した初めてのアプリと自動化の構築についての記事をご覧ください。
 
 
Google Chat API を使用して Google グループをスペースのメンバーとして追加・削除する機能の一般提供を開始
Google は昨年、Google Chat API を使ってスペース、メンバーシップ、グループ チャットなどを作成する機能を発表しました。そして今週、Google Chat API を使用して Google グループをスペースのメンバーとして追加および削除できるデベロッパー向けオプションを導入しました。| 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメインで展開が開始されています。| Google Workspace をご利用のすべてのお客様にご利用いただけます。| 詳しくは、Google Chat API を使用して Chat API にアクセスする方法についてのドキュメントをご覧ください。
 
 
クライアントサイド暗号化を適用した Google ドキュメントでのコメントとアクション アイテムの一般提供を開始
クライアントサイド暗号化を適用した Google ドキュメントで他のユーザーと共同編集を行い、コメントの追加、編集、返信、フィルタ、削除ができるようになりました。また、自分や他のユーザーにアクション アイテムを割り当てることもできます。これまで、この機能はオープンベータ版として提供されていました。詳しくは、最初のお知らせをご覧ください。| 現在、即時リリースを利用しているドメインへの展開を行っています。計画的リリースを利用しているドメインへの展開は 2024 年 7 月 2 日を予定しています。| Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様のみ対象です。| 詳しくは、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドでの暗号化されたファイルの使用についての記事をご覧ください。
 
 

これまでのお知らせ

以下のお知らせは、Workspace アップデート ブログで今週公開されたものです。詳しくは、元のブログ投稿をご確認ください。
 
Google Classroom の演習セットに画像を挿入可能に
教師がグラフ、チャート、写真などの画像を Google ドライブのファイルから、または直接パソコンから演習セットにインポートできるようになりました。| 詳しくは、演習セットへの画僧の挿入についての記事をご覧ください。
 
Classroom の Read Along で生徒の読む力の向上を支援
Google Classroom に Read Along が導入されました。この新機能により、教師は Lexile® 指数、学年レベル、フォニックスのスキルに基づいてそれぞれの生徒に合わせた読書の課題を割り当てることができ、生徒は教師の手助けがなくても読書のスキルを高めることができます。| 詳しくは、Google Classroom への Read Along の導入についての記事をご覧ください。
 
クライアントサイド暗号化が適用されたファイルを外部ユーザーと安全に共同編集可能
機密性の高いデータに関する安全な PIN コードベースのコラボレーション機能であるビジターとの共有が拡張され、クライアントサイド暗号化が適用されたファイルが対象に追加されました。これにより、暗号鍵、本人確認、ユーザー権限を細かく制御して情報の機密性を維持しながら、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドで機密性の高いファイルを外部パートナーと安全に共同編集できます。| 詳しくは、ビジターとの共有についての記事をご覧ください。
 
AI を活用して、Google Classroom で YouTube を使用したインタラクティブな課題をよりすばやく効率的に作成
AI を活用した質問の候補機能を導入しました。教育者は、Google Classroom で YouTube を使用したインタラクティブな課題を作成するときに、これらの質問をコンテンツに基づいて動画に簡単に添付できます。| 詳しくは、Classroom での YouTube を使用したインタラクティブな課題の作成についての記事をご覧ください。
 
Google Meet で新たに 52 の言語に字幕の翻訳が対応し、新たに 11 の言語に字幕が対応
Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人アカウントをお持ちのユーザーの方を対象に、字幕の対応言語が拡大されました。さらに、Gemini for Google Workspace をご利用のお客様向けに、完全な言語サポートを伴う 52 の言語が新たに字幕の翻訳に対応します。| 詳しくは、字幕の翻訳と字幕についての記事をご覧ください。
 
Google カレンダーとサードパーティ製カレンダーとの同期機能の改善
Outlook などのサードパーティ製カレンダー サービスを使って Google カレンダー ユーザーと共同作業をしている方向けに、メール通知機能を強化しました。| 詳しくは、カレンダーの同期機能の改善についての記事をご覧ください。
 

リリースが完了した機能

以下の機能は、即時リリースを利用しているドメイン、計画的リリースを利用しているドメイン、またはその両方への公開が完了しています。詳しくは、元のブログ投稿をご確認ください。
 
即時リリースを利用しているドメイン:
計画的リリースを利用しているドメイン:
即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン:

過去 6 か月間のお知らせのまとめについては、Google Workspace の最新情報をご確認ください。   


 
  • 同期情報の伝達のみを目的とするメール通知は、メール本文にそのことが明記され、識別可能な個別のメールアドレスから送信されるようになります。メールの本文には、この種のメールで受信トレイがいっぱいにならないよう受信トレイにフィルタを適用する方法について、エンドユーザー向けの手順が記載されます。
  • 大規模に実装するには、Outlook のシステム管理者が Microsoft の Powershell を使用して、すべてのユーザーのこうしたメッセージにメール フィルタ ルールを適用します。
Google Workspace をご利用のお客様は、こちらのフォームからベータ版をお申し込みください。
Google カレンダーとサードパーティ製カレンダーとの同期機能の向上
 
 
 

影響を受けるユーザー

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

これまで、Google カレンダーからサードパーティ製カレンダーへの同期の信頼性が不安定であるという声をお客様からいただいていました。また、受信トレイをいっぱいにしてしまうカレンダー メールをフィルタする効果的な方法もありませんでした。今回のアップデートにより、Google カレンダー ユーザーと共同作業するユーザーの全体的なエクスペリエンスが向上します。
 
 

必要なご対応について

 

リリース スケジュール

  • ベータ版のお申し込みは、こちらのフォームで 2024 年 7 月 10 日まで受け付けています。今後数週間かけて、ベータ版のお申し込みを受け付け、お客様を許可リストに登録させていただきます。
 

対象

  • このベータ版のお申し込みは、Google Workspace をご利用のすべてのお客様が対象です。
 

関連情報


  • アゼルバイジャン語
  • チェコ語
  • ギリシャ語
  • アイスランド語
  • カザフ語
  • ラオ語
  • リトアニア語
  • マレー語
  • セルビア語
  • スワヒリ語
  • ウクライナ語
* 引き続きパフォーマンスの最適化が必要なため、新たに利用可能となった言語には「ベータ版」のタグが表示されます。
 
Gemini for Google Workspace をご利用のお客様向けには、字幕の翻訳に 52 の言語が追加され、完全な言語サポートが適用されます。これらの言語は、完全な言語サポートの対象となる他の言語との相互翻訳が可能です。また、すでに利用可能になっていた 6 つの言語に、完全な言語サポートが適用されます。字幕の翻訳は 69 の言語が完全対応となり、4,600 以上の言語の組み合わせが可能になりました。
 

- アフリカーンス語

- アルバニア語 

- アムハラ語 

- アラビア語

- アルメニア語

- アゼルバイジャン語

- バスク語

- ベンガル語

- ブルガリア語

- ビルマ語

- カタルーニャ語

- 中国語(簡体)*

- 中国語(標準語)*

- チェコ語

- オランダ語**

- 英語*

- エストニア語

- フィリピン語

- フィンランド語

- フランス語*

- ガリシア語 

- ジョージア語

- ドイツ語*

- ギリシャ語

- グジャラート語

- ヘブライ語

- ヒンディー語*

- ハンガリー語

- アイスランド語

- インドネシア語**

- イタリア語*

- 日本語**

- ジャワ語

- カンナダ語

- カザフ語

- クメール語

- 韓国語

- ラオ語

- ラトビア語

- リトアニア語

- マケドニア語

- マレー語

- マラヤーラム語

- マラーティー語

- モンゴル語

- ネパール語

- ノルウェー語

- ペルシャ語

- ポーランド語

- ポルトガル語*

- ルーマニア語

- ロシア語*

- セルビア語

- シンハラ語

- スロバキア語

- スロベニア語

- スペイン語*

- スンダ語 

- スワヒリ語

- スウェーデン語**

- タミル語

- テルグ語

- タイ語*

- トルコ語**

- ウクライナ語

- ウルドゥー語

- ウズベク語

- ベトナム語**

- ズールー語


* 以前から完全な言語サポートの対象だった言語
** 以前は英語からの翻訳のみがサポートされていた言語詳しくは、Workspace アップデート ブログの以前のお知らせをご覧ください。

補足情報

Google Workspace をご利用の一部のお客様向けの、字幕の翻訳の提供に関する最新情報
以前にお知らせしたとおり、Google Meet の字幕の翻訳が、Gemini for Google Workspace のユーザー限定の機能になります。この変更は 2025 年 1 月 22 日より有効になり、以降、既存および新規のお客様は Google Workspace サブスクリプションでは字幕の翻訳をご利用いただけなくなります。現在のところ、字幕の翻訳は Gemini Enterprise、AI Meetings and Messaging、Gemini Education Premium の Gemini アドオンでのみご利用可能になる予定です。
 
Google は今後も字幕の翻訳機能に投資し、対応言語の拡大や言語の自動検出など、改善を行っていく予定です。Gemini for Workspace アドオンは字幕の翻訳に加え、会議の音声と映像の質の向上、自動メモ生成(アルファ版)など、その他の生成 AI 機能も提供しています。詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
 
 

必要なご対応について

  • エンドユーザー: これらの機能はデフォルトで有効になっています。詳しくは、Google Meet の字幕字幕の翻訳に関するヘルプセンター記事をご覧ください。
  • ミーティングの参加者: 字幕のリアルタイム翻訳機能は、Google Workspace の対象エディションのユーザーが主催する会議でご利用いただけます。字幕はすべてのユーザーにご利用いただけます。

リリース スケジュール

自動字幕起こし対応言語の拡大: 
  • この機能はすでにご利用いただけるようになっています。
字幕の翻訳の拡大: 

対象

  • 字幕: Google Workspace をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方にご利用いただけます。
  • 字幕の翻訳: Google Workspace のお客様のうち、Gemini Enterprise、Gemini Education Premium、AI Meetings & Messaging のアドオンを有効にしている方にご利用いただけます。

関連情報


 
現在のプロセスでは、インタラクティブな質問を作成するには、タイムスタンプの選択、質問の考案、正答と誤答の挿入を教育者が手動で行う必要があります。このたび Google はこのプロセスを改善し、教育者の時間を節約できるよう、AI を活用した質問の候補機能を導入しました。教育者はこれらの質問をコンテンツに基づいて動画に簡単に添付できます。
 
YouTube 動画を課題に添付する前に質問の候補を編集してから、インタラクティブな動画アクティビティを割り当てられます。
 
 

影響を受けるユーザー

管理者とエンドユーザー
 
 

利点

このアップデートにより、教育者は YouTube 動画へのインタラクティブな質問の追加をよりすばやく効率的に行えるようになります。
 
 

補足情報

質問の候補機能を使用している場合でも、教育者は独自のインタラクティブな質問を編集、削除、作成できます。質問の候補は、英語の特定の動画でしか利用できません。
 
 

必要なご対応について

リリース スケジュール

  • この機能はすでにご利用いただけるようになっています。

対象

Google Workspace の対象エディション: 
  • Education Plus、Teaching & Learning Upgrade

関連情報